今、皆さんはどんな状況ですか? 疲れていたり、消耗していたり、毎日が精一杯という方も少なくないと思います。2020 年は新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、私たちの生活のあらゆる面に影響を及ぼしました。
2020 年の年始に大きな目標を立てていた方も(Evernote も大きな目標を立てていました!)、予期せぬ事態のために達成できなかったかもしれません。これはもちろん残念なことではありますが、「コロナ前」や他の人と比べて自分を責めるのは建設的ではありません。「できなかった」と自己批判するかわりに、状況に合わせて成功の定義を見直してみてはいかがでしょうか。
思うようにダイエットできなかった、禁煙できなかった、執筆中の本を書き上げられなかった。そのような大きな目標の成否だけに目を向けるのではなく、ときには一日を無事に終われたことで良しとする姿勢も大切です。これは夢を諦めるという意味ではありません。一日一日を着実に生きていくということです。かつてない異常事態に置かれている今、目標を見直して成功を再定義することで、今すぐにすべてを達成しなければならないというこだわりから自由になりましょう。
振り返る時間
「変化のない人生はない。異なるものや馴染みがないものを恐れることは、人生を恐れることだ」
ー セオドア・ルーズベルト
このシリーズ を開始したのはちょうど一年前で、当初はこう書いていました。「2020 年は、皆さんが自分だけのツールキットを構築できるよう、生産性向上に役立つヒントを一年間のシリーズとして紹介していきます」。その後なにが起こったかはご存知のとおりです。ですから、Evernote も成功の意味を再定義する必要がありました。「生産性向上」から「未曾有の状況への対応」へと方向転換したのです。
一年の始まりはこれまで成し遂げたことを振り返り、新しい目標や計画を立てる良い機会です。2020 年を振り返り、自分にこう問いかけてみてください。一年を通じてさまざまな困難を経た今、自分にとっての成功とは何だろうか?と。
皆さんが現状に即した新しい目標を立てられるよう、本シリーズの過去の全投稿をここで簡単に振り返ってみたいと思います。どの投稿にも有益なヒントが含まれていますので、2021 年の自分に必要な成功を定義し、適切な目標を立てるのにぜひお役立てください。
それでは早速、成功のために不可欠な 9 つのヒントを見ていきましょう。ここで言う「成功」が何を意味するのか決めるのは皆さん自身です。
悪い習慣を克服する
何百万もの人たちが自分の生活を改善したい(英語記事)と思っているのに、 調査(英語記事)によれば、実際に目標を達成できるのは、わずか 8 % にすぎないそうです。
これは、私たちが習慣の生き物であることが原因です。心理学者のウェンディ・ウッド氏によると(英語記事)、「ある状況で同じ行動を何度も繰り返し、その行動を行うたびに報酬が得られる場合、脳はその状況と行動を、ゆっくりと、しかし着実に関連づけるようになる」そうです。
時間をかけて脳にしっかりと刻み込まれた悪習慣を打ち破るには、意思の力だけに頼るよりも、戦略的を立てて取り組むほうが効果的です。
- きっかけを特定する。Evernote の振り返り日記テンプレートをダウンロードし、自分の気持ちや物事に対する反応を記録してみましょう。さらに、ジャーナルをつければ、人にどう思われるか気にせずに自分の感情の変化やネガティブな考え方を認識することができます。
- 悪習慣を行いにくい環境を作る。悪習慣を行うのを難しくすることで、その習慣を止めやすくなります。たとえば、スマートフォン中毒の人なら、使っていないときは引き出しにしまうようにします。不要なものを買いがちな人は、買い物リストを作ると、衝動買いを防ぎやすくなります。
- 良い習慣に置き換える。同じ「きっかけ」が起こり続けるかぎり、脳はこれまでと同じ行動で反応しようとします。そこでこれまでの悪習慣を新しい習慣で上書きしましょう。表を作成して、自分が変えたいと思っている悪習慣を書き出してみてください。そして、それぞれの隣にどんな行動に置き換えたいかを追加します。たとえば、「毎日午後 3 時にドーナツを食べる」の隣には、「りんごを食べる」もしくは「ジャンピング・ジャックを 10 回やる」といった身につけたい行動を記入します。
- 進捗を記録する。Evernote の習慣トラッカーテンプレートを使って、新しい習慣がどのくらい身に付いてきているか記録しましょう。自分に厳しくしすぎるのは禁物です。できなかった日があっても自分を許して、また次の日から取り組みましょう。
計画を立てる
新しい道のりを今すぐにでも歩き出したい気持ちのときは、じっくり計画を立てることをもどかしく感じるかもしれません。しかし、目指すものが起業であれ昇進であれ長期休暇であれ、新天地へ旅立つときは地図があるほうがうまく歩けます。
以下の方法を使って、実行可能な計画を立てましょう。
- 目標を書き出す。実は目標を書き出すだけで、達成する確率が 42% も高まるそうです (英語記事) 。Evernote の年間目標テンプレートを使ったり、紙に書いたものを Evernote にスキャンして、いつでも確認できるようにすると便利です。
- 目標を小さなタスクに落とし込む。目標に到達するまでの段階を書き出し、それらを小さなタスクに落とし込んで締め切りを設定しましょう。Evernote のデイリープランナー と 週間プランナーのテンプレートを使って、ひとつずつ着実にタスクをこなしていきます。頑張っている自分に時々ご褒美をあげるのもお忘れなく。
- 計画を毎日見直す。目標を記載したノートに対して、毎日同じ時間にリマインダーを設定しましょう。毎日確認することで、自分のやるべきことを思い出し、目標に向かってぶれずに進むことができます。
- 定期的に照準を定め直す。計画の各タスクあるいは各段階を終えるたびに、それまでの成果を振り返り、目標までの道のりを再確認しましょう。頑張ってきた自分を褒め、必要に応じて計画を調整する良い機会です。定期的に目標への照準を定め直すことで、その目標を設定した最初の動機を思い出すことにもなり、モチベーションの維持にもつながります。
大切なことに集中する
現在のように先行きが不透明なときは、生産性を常にピークにすることを目指すのではなく、一日を通じて集中しやすい時間帯を見つけて、徐々に気が散らないようにしていくのが得策です。
集中力を高めて、やるべきことを確実に終わらせる 4 つの方法を紹介します。
- 気が散る要因を無視するように脳を鍛える。長い時間にわたって集中する必要がある場合、実は短い時間に区切るのが有効です。有名なポモドーロ・テクニック (英語サイト) もこの理論に基づいており、仕事の時間を 25 分ごとに区切り、あいだに 5 分の休憩を挟むことを勧めています。こちらの Evernote テンプレートを活用して、ポモドーロ時間を計画しましょう。
- 自分の「縮日リズム」を知る。人間の体内時計は約 24 時間周期で変動します。さらにこの 24 時間は「縮日リズム」と呼ばれる 90 分の周期で構成されています。Evernote のこちらのテンプレートを使用して、集中力、やる気、エネルギーレベルを記録し、自分の生産性が最も高まる時間帯を把握しましょう。そして、創造性が要求される仕事や複雑な仕事はこの時間帯に行うようにします。
- 考え事をする時間を作る。一見生産的でないように思えるかもしれませんが、実は敢えてあれこれ考え事をする時間をとることで、集中すべきときに意図せず思考が散漫になるのを防げることがわかっています。意識的に考え事をする時間を決めて、Evernote でリマインダーを設定しましょう。自分の縮日リズムに合わせて、集中力がピークとなる時間帯は避けるのがポイントです。
- 適切な環境を選ぶ。今年も引き続き自宅で仕事をする人が多いと思います。その際、専用のオフィススペースがとれなくても、視覚的に環境を変えることで気持ちを切り替えられます。たとえばダイニングテーブルで仕事をする場合、食事関連のものはすべて片付け、仕事に関するものだけをテーブルに並べましょう。仕事時に使うもののチェックリストを作ったり、写真を撮っておくのもおすすめです。そうしておけば毎日セットアップするのがラクになり、仕事にもとりかかりやすくなります。
身の回りを整理する
自宅が散らかっていると (英語記事)、置き場所を忘れてしまったものを探したり、失くしたものを買い替えたりしなければならず、時間もお金も無駄になります。集中して物事に取り組むためにも、落ち着いてリラックスするためにも、身の回りを整理してすっきりとした環境を作りましょう。どのように片付けると心地よいかは人によって違いますが、手始めに以下の方法を試してみてください。
- ラベルやデジタルファイルの命名規則を決める。自分なりの命名規則を決めておくと、デジタル環境を整理しやすくなります。たとえば、重要なノートやファイルは、名前の先頭に特殊文字を入れるとリストの一番上に表示できます。あるいは日付で整理したい場合は、YYYY-MM-DD の日付形式を使うと、あいうえお順で並び替えても日付順に表示されます。
- アプリ間の情報連携を自動化する。異なるアプリ間を行ったり来たりするのは生産性に影響するだけでなく、情報のサイロ化や意図せぬ紛失につながります。 Zapier や IFTTT のようなツールを使えば、よく使うアプリ同士を連携させて、情報が自動的に共有されるように設定できます。
- デスクのスペースを最適化する。仕事で最もよく使うアイテムを 3〜5 個選び、それだけを手の届くところに置き、他のものはしまいましょう。また、人間の自然な傾向である「線形処理」に合わせてデスクをアレンジするのもおすすめです。その場合、電話やコンピュータなど「入ってくるアイテム」を左に置き、ホチキスや完了した書類など「出ていくアイテム」は右側に置くようにします。
- ペーパーレス化する。スマートフォンのカメラを使って、簡単に Evernote へ紙類をスキャンしましょう。モバイル端末の Evernote アプリ内でカメラアイコンをタップして、カメラをスキャンしたいアイテムに向けるだけで OK です。
- 片付けを習慣にする。ミーティングや大きなイベントなどと同じように整理整頓に使う時間を作りましょう。毎日一日の終わりに 10 分間、物理的なスペースとデジタルスペースを片付けてもよいですし、毎週金曜日に 1 時間片付けに集中するのも一案です。GTD ウィークリーレビューテンプレートを使ってトラッキングすると便利です。
インスピレーションを見つける
スティーヴ・ジョブズは、かつてこう言っています (英語記事)。「創造性とは物事をつなげることにすぎない。クリエイティブな人たちに『どうすればそんなことができるのか』と聞けば、彼らはきっと少し後ろめたく感じるだろうね。何か特別なことをしたわけではなく、ただ何かが見えただけだから」
以下のステップを使って、意外なところに繋がりを見つけ、創造性を高めましょう。
- 拡散思考の練習をする。拡散思考とは、様々なアイデアを関連づけていくもので、問題に対して複数の解決策を思いつくままに検討する自由な思考の流れが推奨されます。この思考を身につける方法のひとつにシネティクス・エクササイズがあります。このエクササイズでは、最初に何か 2 つのアイテムを選びます。たとえば「ランプ」と「ティッシュの箱」などです。選んだら、その 2 つのアイテムに考えうるかぎりのつながりを書き出していきます。このエクササイズを毎日新しいアイテムに対して行うようにします。
- アイデアをすべて記録する。思いついたことは何でも忘れないように記録しておくことです。そうすれば、ランダムなアイテムの間につながりを見つけるエクササイズから卒業して、これまでに思いついた一見無関係なアイデアの間に価値あるつながりを見つけられるようになります。まずは、Evernote に「アイデア」のノートブックを作ることから始めましょう。思いついたことをなんでも放り込んでいき、定期的に見直すようにすれば思いがけないひらめきが得られるかもしれません。
- 意外な要素を招き入れる、多様な経験をすればするほど、革新的なアイデアが生まれやすくなります。歴史を読んだり、新しい趣味を始めたり、音楽を聞いたり、知らない人と話したり。毎日の生活に新しい要素を取り入れて創造性を高めましょう。思いもよらないことに出会ったときは、その情報を PDF などでEvernote に保存し、注釈を付けて自分の反応や考えを記録しておきましょう。
可能性にオープンになる
仕事に集中することはもちろん大切ですが、没頭しすぎると一種の視野狭窄が起こり新しいアイデアに目を向けられなくなります (英語記事)。そうなると、自分の仕事が単調でつまらないもののように感じてしまうでしょう。
以下の 4 つの方法を使って、マンネリから抜け出し、いつでもオープンな状態を保てるようにしましょう。
- 新しいものを迎え入れる。人は新しい経験に対してオープンになっているときに最もインスピレーションを得やすいそうです (英語記事)。つまり、抱えている問題から離れるだけでなく、意図的に普段のルーティンの外へ飛び出すことで、思考がクリアになり新しいアイデアへの道が開けるのです。
- 異なる視点を知る。自分と同じ分野で成功している人を参考にしましょう。大切なのは自分と他人を比較することではありません。異なる視点から生まれた質の高いコンテンツに触れることです。アイデアが浮かびそうなものに出会ったら Evernote に保存しておきましょう。Evernote ならコンピュータでも、モバイル端末でも、簡単にコンテンツを保存できます。
- プレッシャーがない状態で練習する。スキルを身につけることは、言わばアイデアやひらめきを得るための土台作りです。毎週頭にカレンダーをチェックして、少なくとも 30 分を自分のための時間として確保しましょう。そうすれば、その時間は誰にも邪魔されずに仕事のスキルを磨くことができます。
- インスピレーションが訪れたら歓迎する。思いがけないときに素晴らしいアイデアが浮かんだのに、そのまま忘れてしまったことはありませんか (英語記事)。一日がやるべきことで埋まっていて常に忙しくしていると、せっかくのアイデアを無駄にしてしまうことも少なくありません。これを防ぐために、利用している端末のすべてに Evernote を入れて同期しておきましょう。さらに、ショートカットを作成しておけば、いつでもどこにいてもすぐに思いついたことを記録できます。
アイデアを記録する
Evernote 創業者のステパン・パチコフはかつてこう言いました。「人生の素晴らしい瞬間はほんの一瞬しか続かない」と。そこでその瞬間を捉えること——ひらめいたアイデアを記録すること——が重要になるのです。記録することでその瞬間は永遠となります。そのためには、インスピレーションを逃さないための手段が必要です。
アイデアが浮かんできたら、すぐに頭の中からノートに移してしまいましょう。
- フリーライティングで言語化する。フリーライティングの目的はシンプルです。手を止めずに書き続けること。タイムリミットを決めて、その間とにかくペンを走らせて(あるいはキーボードをタイプし続けて)自分の思考を言語化しましょう。Evernote にジャーナリング専用のノートブックを作って、フリーライティングで書いたノートをすべてそこに保管すると便利です。
- 声で記録する。書き言葉ではアイデアを表現しにくい人は、口述して録音しましょう。Evernote では、アプリ内から直接音声ノートを録音し、後からメモを追記することが可能です。また、端末の音声入力機能を利用して、口述した内容をテキストとしてノートに入力することもできます。
- マインドマップを描く。アイデアが生まれたばかりのときは、文章にするほど詳細が定まっていないでしょう。しかし、その小さなひらめき——たった一つの言葉や画像でも———を記録しておけば、新しいインスピレーションの泉となります。そのためにおすすめなのが、マインドマップを描くことです。Evernote なら、スマートフォンやタブレットから指やスタイラスペンを使って直接ノートにマインドマップをスケッチできます。
- 共同作業のスペースを作る。アイデアは一人から生まれるとは限りません。共同作業の中から生まれることもあります。そのためにコラボレーションのための場所を作りましょう。Evernote でノートブックを作成し、共有ボタンをクリックして同僚と共有すれば、各人が様々なメディアで考えや作業を共有することが可能になります。画像や PDF を保存して注釈を記入したり、Web クリッパーで参考になりそうな Web ページをクリップ保存したりもできます。
適応力を高める
私たちは、明日何が起きるかをコントロールすることはできません。しかし、変化にどう対処するかは自分で決められます。波に足を掬われて溺れてしまうのか、それともしっかりとバランスをとり新しいチャンスの波に乗るのか。自らの適応性、そしてそれと重なるところも多いレジリエンス (英語記事) と感情知能 (英語記事) を伸ばすことが、自分らしいバランスで波を乗り越えていく鍵となります。
昨年よりもさらに厳しい状況を乗り越えるために、適応力を高めるための方法を 3 つご紹介します。
- 北極星を目指す。適応力を高めるために必要なのは、人生の道標、つまり北極星となる大きな目標です。また、北極星に対して自分が今どの位置にいるのかを知るためには、自らを十分に知ることが必要になります。「自分にとっての個人的な生きがいや仕事の目的は何か?」「人として充実感を感じるのはどんなときか?」「外界の変化に影響されない自分のコアな部分とは何か?」自分自身に問いかけてみましょう。そして、その答えを書き留めて、不安になったり自分の軸がブレそうになったら見返すようにします。
- コンフォートゾーンを広げる。私たち人間には「コンフォートゾーン」、「パニックゾーン」、そして「ラーニングゾーン」と呼ばれる 3 つのゾーン (英語記事) が存在します。ラーニングゾーンで新しいアイデアを試したり新しいスキルを学んだりすることで、結果的にコンフォートゾーンが広がり、適応力が高まります。Evernote に備忘録 (英語記事)やひらめき張 (英語記事) を作り、面白いアイデアや記事、画像などを集めて、学習やスキルアップに生かしましょう。
- 失敗(そして成功)から学ぶ。 「失敗ログ」をつけましょう。これは自己評価を下げてしまうのでは心配になるかもしれませんが、実は成長に大いに役立つことがわかっています (英語記事)。記録する時は、なぜうまくいかなかったのかを考えるようにしてください。スキルが十分でなかったのか? もっと詳細な計画を立てるべきだったのか? もっと同僚に助けてもらうべきだったのか? 次回は何を改善できるか? 大切なのは「失敗してしまったこと」ではなく「これから改善できること」です。
自制心を身につける
2020 年は大変な一年でした。しかし、私たちの毎日は常に新しい一日であり、将来の展望をリセットし、目標を定め直し、再び歩き始めることができます。そして、目標を達成するためには、計画を立てるだけでなく、もう一つ重要なスキルを習得することが欠かせません。そのスキルとは自制心です。自制心を身につけることで(誰にでも起こり得る)予測不能な事態において、誘惑に負けず目標にフォーカスすることができるのです。
ここまで紹介してきたヒントと重なる部分もありますが、自制心を育むためのヒントを 3 つ紹介したいと思います。
- 書き出して、コミットする。地図もなく遠くへドライブに出かけたら、どこかにはたどり着くでしょうが、それが目的地である可能性は低いでしょう。目標もそれと同じです。計画なしではどうなるかわかりません。そこで、Evernote にチェックリストを作り、各目標に対するアクションプランを作りましょう。Web 上に参考になるコンテンツがあればWeb クリッパーで保存し、目標達成を生き生きと思い描けるようにすることも大切です。
- 自分の長所と短所を理解する。目標を達成するには自分のことを理解することが欠かせません。毎日の集中力&体調の記録テンプレートを使って、自分の一日のリズムを把握しましょう。最も生産性が高まる時間帯を軸にして一日の計画を立てるようにすると、エネルギーも時間も効率的に使うことができます。
- 記録し、振り返り、軌道修正する。何かがうまくいかないときは挫けてしまいそうになりますが、挑戦したことそれ自体がすでに一つの勝利です。そしてそのプロセスから重要なこと、つまり失敗の原因を学ぶことができます。Evernote のウィクリーレビューテンプレートを使用して進捗を振り返り、必要な軌道修正をして、学んだことを成功に生かしましょう。
2020 年から得られた教訓があるとすれば、どれだけ綿密に将来の計画を立てても、人生には予測できないことが起こりうるということでしょう。真の意味での成功とは、想定外の変化を切り抜け、自分が成し遂げたいことに照準を合わせ続けることです。時には計画の変更を余儀なくされることもあるでしょう。あるいは当面の目標を変えなければならないこともあるかもしれません。しかし自分が直面している課題を理解し、絶対に乗り越えると決めれば、必ず目的地に辿り着くことができるはずです。